3連勝でも「まだ日本一を取れるチームではない」 伊倉HCが語るノジマ相模原の現在地
第7節で東京ガスクリエイターズを下し、3連勝を飾ったノジマ相模原ライズ。それでも伊倉良太ヘッドコーチは、チームの現在地を冷静に見つめていた。
「クオリティは上がってきていると思いますが、日本一を取れるチームかというと、まだそうではないと思います」と伊倉HCは言う。その言葉は、成長の手応えがないという意味ではない。変化はラン攻撃の数字にはっきり表れている。開幕から第3節までは1試合平均97.7ヤードだったラン獲得ヤードが、3連勝中は167.7ヤードに伸びた。
「前々節の(OrientalBio)シルバースター戦からランに関しての完成度が上がってきているので、そこはランユニットのほうでしっかり仕上げてきてくれている」
東京ガス戦では、勝ち方にも成長を感じたという。伊倉HCは「全体を通して、しっかり我慢できた試合だった」と振り返った。春には我慢できずに勝ち切れなかったチームが、今は耐えて白星をつかんでいる。
最初から日本一を狙えるチームとしてスタートしたわけではない。だからこそ指揮官は、「リーグ戦を通じて成長していかなければ日本一には届かないと、それぞれが分かっています。成長できているところを見られたのは良かったです」と語る。
3連勝は到達点ではなく、その過程で手にした結果だ。次節は5連勝中のパナソニック インパルスと対戦する。伸びてきたラン攻撃と我慢強さが、昨季王者相手にどこまで通用するか。ノジマ相模原の現在地を測る一戦になる。