「攻守のラインが良かった」 富士フイルム海老名朝倉孝雄HCが2勝1敗の春で感じた確かな成長
富士フイルム海老名Minerva AFCは春シーズンを2勝1敗で終え、全体5位で前半戦を折り返した。第4節ではOrientalBioシルバースターに28対7で快勝。QBシェヴァン・コルデイロとWRジェイソン・マシュー・シャーシュのホットラインが4本のタッチダウンを生み出した一方で、朝倉孝雄ヘッドコーチが春シーズン全体を振り返って最も評価したのは、攻守のライン陣だった。
「どうしてもシェヴァンとジェイソンのコンビに目がいってしまいますけど、それをちゃんと守っているオフェンスラインのパスプロテクション。あと、ディフェンスラインに入った新人たちも良い動きをしてくれました。オフェンスとディフェンスのラインが良かったですね」
OrientalBio戦でも、その攻守のラインは立ち上がりから機能した。オープニングドライブは13プレー、69ヤードをかけて先制。続くディフェンスは3アンドアウトで相手を封じ、その勢いのまま追加点を奪った。
「あそこ(最初のドライブ)が大きかったと思います。その後のディフェンスが3アンドアウトで止めて、次のシリーズでまた1本取った。スタートの入り口としては、攻守でリズムを作れたのは非常に大きかったです」
一方で、後半は無得点。メンバーを入れ替え、時間を使うゲーム運びを試みたものの、フィールドゴールブロックや失点もあり、「もう少しビシッとできたら申し分ない試合だった」と課題も口にした。それでも勝利を評価し、この日の自己採点は「70点」だった。
春季シリーズ全体を振り返る中で、朝倉HCがチームの成長を実感したのが、第3節の富士通フロンティアーズ戦だった。
「富士通相手に前半リードして試合ができたことは、我々としては大きな進歩でした。ああいう展開になった時にどう勝ち切るかが課題でしたが、今日はきっちり勝ち切ることができた。チームとして少しずつ成長していると思います」
秋季シリーズ初戦の相手は昨季王者のパナソニック インパルス。7月はオフを設け、8月に再始動する予定だ。
「秋シーズンは開幕から3週間で3試合あります。そこが山場になるので、ケガ人を出さずにデプスを厚くして臨みたい」