Xリーグプレミア第6節の試合中に発生した人種差別発言疑義について
Xリーグプレミア第6節 に開催されたAチーム対Bチームの対戦において、Aチームの選手がBチームの外国籍選手に対して、人種差別にあたる発言をしたのではないかとの疑義が生じました。
Xリーグでは、本件について懲罰委員会を開催し、発言があったとされる当事者双方へのヒアリングを行うとともに、当該場面に関係した審判団からも事情を聴取するなど、事実関係の確認を行いました。
その結果、当該発言を聞いたとするBチームの外国籍選手以外に、当該発言を聞いた人物は確認されず、また、当該発言が人種差別発言であったと裏付ける客観的な証拠も確認することができませんでした。
そのため、懲罰委員会としては、現時点で確認できた事実および証拠のみをもって、当該発言が人種差別発言であったことを認定するには至らず、本件については処分の対象としないことといたしました。
一方で、Xリーグは、人種、国籍、民族、文化、性別、年齢、障害の有無など、いかなる理由による差別も決して許容しません。
Xリーグには、日本国内だけでなく、さまざまな国や地域にルーツを持つ選手・スタッフが在籍しています。
多様な背景を持つ一人ひとりが互いを尊重し、安心して競技に打ち込める環境をつくることは、リーグとしての重要な責務であると考えています。
今回、当該発言を人種差別発言と認定するには至りませんでしたが、「人種差別を許さない」というリーグの姿勢に変わりありません。
Xリーグは、今後も人種差別をはじめとするあらゆる差別や、人権を侵害する言動をなくすため、クラブ、選手、スタッフ、審判、関係者と連携し、教育・啓発を含めた取り組みを進めてまいります。
また、今後、Xリーグの関係者において、差別的な言動があったことが事実として確認された場合には、競技の内外を問わず、規程に基づき厳正に対処してまいります。
Xリーグに関わるすべての皆さまが互いの違いを尊重し、安心してアメリカンフットボールを楽しみ、競技に取り組むことのできる環境をつくっていくため、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
Xリーグ
理事長 西村大介