オービックシーガルズの公式戦参加義務違反に対する懲罰処分について
一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会(以下、当協会)は、オービックシーガルズからの公 式戦出場辞退の申し入れを受け、懲罰委員会において調査および審議を行いました。その結果、競技運営規程に基づき、以下のとおり懲罰処分を決定いたしましたので、同規程第 38 条第 11 項 に基づき公表いたします。 なお、本処分は、2026 年 10 月 29 日に公表した第三者調査に関する判断とは別に、今般の公式戦出場辞退 を対象として審議・決定したものです。
1.対象事案および競技運営規程違反 当協会懲罰委員会は、オービックシーガルズからの申し入れおよびチーム関係者へのヒアリングに基づき、 同チームが以下の公式戦への出場を辞退(棄権)した事実を認定しました。
・2026 年 11 月 15 日(日)X リーグプレミア第 11 節 オービックシーガルズ 対 OrientalBio シルバースター
・2026 年 11 月 22 日(日)X リーグプレミア第 7 節 オービックシーガルズ 対 オール三菱ライオンズ
・2026 年 X リーグプレミア プレーオフ(ライスボウルトーナメント)
X リーグ競技運営規程第 8 条では、加盟チームに対し、協会が指定する公式戦への参加義務を定めていま す。 当協会懲罰委員会は、今回の出場辞退について、同規程に定める公式戦参加義務に違反するものと判断しま した。
2.懲罰処分の内容 当協会懲罰委員会は、競技運営規程第 38 条から第 40 条に基づき、次の処分を決定しました。
【処分内容】
レギュラーシーズン残り 2 試合を没収試合とし、いずれもオービックシーガルズの 0 対 1 の敗戦、対戦相手 チームの勝利として取り扱います。
【対象試合】
① 2026 年 11 月 15 日(日)
・オービックシーガルズ 対 OrientalBio シルバースター
・試合結果:オービックシーガルズ 0-1 OrientalBio シルバースター
② 2026 年 11 月 22 日(日)
・オービックシーガルズ 対 オール三菱ライオンズ
・試合結果:オービックシーガルズ 0-1 オール三菱ライオンズ
上記 2 試合については、開催を中止いたします。
【処分の効力発生日】
2026 年 10 月 30 日
3.処分の判断理由
当協会および加盟チームは、アメリカンフットボール競技の普及・振興と継続的な発展に取り組む立場にあり、公式戦への参加は、リーグの公平性と安定的な運営を支える重要な責務です。 今回のオービックシーガルズによる出場辞退についても、公式戦参加義務に違反するものであり、リーグ全 体の規律維持および公平性の観点から、相応の処分が必要であると判断しました。 一方、懲罰委員会は、処分を決定するにあたり、以下の事情も考慮しました。
・今回の出場辞退は、チームに生じた疑念や懸念の払拭、関係者との信頼関係の再構築を目的とした、組織としての自浄作用の観点から行われた判断であること。
・出場辞退の申し入れが、対象試合の開催予定日から 2 週間以上前に行われたこと。
・開催直前の試合放棄と比較して、関係者への影響や大会運営に伴う経済的損失等の拡大を抑えられる状況にあったこと。
これらの事情に加え、公式戦参加義務違反の重大性、リーグ全体への影響等を総合的に勘案し、上記の処分が相当であると判断しました。
4.ライスボウルトーナメントについて
オービックシーガルズは、2026 年ライスボウルトーナメントへの出場も辞退しています。 なお、今回の懲罰処分における没収試合の対象は、前述のレギュラーシーズン 2 試合となります。 ライスボウルトーナメントの出場チームの決定方法につきましては、別途お知らせいたします。
5.ガバナンス体制の改善について
当協会懲罰委員会は、今回の出場辞退に至った背景について、10 月 29 日に公表した決定において指摘し た、オービックシーガルズの運営会社である株式会社 OFC のガバナンス体制の課題を重く受け止めていま す。 同社に対しては、チーム運営に係るガバナンス体制の抜本的な見直しを求めるとともに、改善策の策定およ び改善状況に関する報告を改めて求めています。
6.当協会の考え方 当協会は、今回の事態を重く受け止め、引き続き競技運営規程に基づく適切な対応と、リーグの公平性およ び信頼性の確保に努めてまいります。 なお、対象試合の開催中止およびチケットの払い戻しに関するご案内につきましては、別途公表しておりま す「【重要】オービックシーガルズの試合出場辞退に伴う公式戦中止について」をご確認ください。
以上
【本件に関するお問い合わせ】
一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会 Email:info@xleague.jp