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当確ボーダーラインは「勝ち点15」か? RBT残り3枠を懸けた戦いが激化

Xリーグプレミアは、荒天のために延期となった1試合を除き、レギュラーシーズンの第9節までを終了した。各チームは7~9試合を消化し、8戦全勝のオービックシーガルズ(勝ち点24)、7勝1敗の富士通フロンティアーズ(同21)、7勝2敗のパナソニック インパルス(同21)がすでにプレーオフ・ライスボウルトーナメント(RBT)への出場権を獲得している。

一方で、OrientalBioシルバースター(0勝8敗、勝ち点0)とSEKISUIチャレンジャーズ(1勝6敗1分、勝ち点4)は残り試合にすべて勝っても勝ち点で、RBTへの出場権が与えられる上位6位には入れないため、敗退が決まった。

残る3つの出場枠を6チームが狙う キーワードは「勝ち点15」

RBTへの切符は残り3枚。それをノジマ相模原ライズ(4勝3敗1分、勝ち点13)、IBM BIG BLUE(4勝4敗、勝ち点12)、エレコム神戸ファイニーズ(4勝4敗、勝ち点12)、東京ガスクリエイターズ(3勝5敗、勝ち点9)、富士フイルム海老名Minerva AFC(3勝5敗、勝ち点9)、オール三菱ライオンズ(2勝5敗、勝ち点6)の6チームが争う展開だ。そして、レギュラーシーズンの残り2節では、これらのチーム同士の直接対決が4試合組まれており、注目だ。

プレーオフ争いで一歩有利なのはノジマ相模原だ。次節の富士通戦に勝てば勝ち点が16となり、最終節を待たずに6位以内が確定するために自力でRBT出場が決まる。引き分けの場合でも、他試合の結果次第でRBT出場権を得る可能性がある。

残り3枠を懸けた戦いでキーワードとなるのは「勝ち点15」である。現在7~9位の東京ガス、富士フイルム海老名、オール三菱はそれぞれ残りの試合にすべて勝ったと仮定すると獲得できる最多勝ち点が15となる。4~5位のノジマ相模原、IBM、エレコム神戸が残り2試合で15を上回る勝ち点を獲得できればプレーオフが確定となる。ノジマ相模原が次節に勝てばRBT出場が決まるのはこのためだ。

レギュラーシーズン終了時に、勝ち点が並ぶチームが複数出てきた場合には順位決定方法が適用され、勝ち星数や直接対決の戦績などで順位が決まる。

ともに「must win」なIBM対エレコム神戸戦

勝ち点12でならぶIBMとエレコム神戸は第10節で直接対決を迎える。RBTの出場枠を懸けた試合として、第10節で注目すべきカードだ。
エレコム神戸はこの試合に勝って、かつ富士フイルム海老名がオール三菱との対戦に敗れればRBT出場が決まる。エレコム神戸は勝ち点15を確保し、東京ガスとオール三菱が残り2試合に勝って勝ち点15で並んだとしても、直接対決でこの2チームに勝利しているためタイブレークで有利になる。一方、エレコム神戸は富士フイルム海老名に敗れているので、IBMに勝っても富士フイルム海老名が勝てば最終節に持ち越しとなる。

【ボールを持って走るIBM BIG BLUE RB平松的 ©X LEAGUE】

IBMはエレコム神戸を破り、かつ東京ガスと富士フイルム海老名がともに敗れた場合にRBT出場が決まる。ただし、東京ガスと富士フイルム海老名がともに勝って勝ち点を12とした場合には最終節までもつれ込む。最終節は東京ガス戦と対戦する。

【リーグトップの64.5タックルを記録しているエレコム神戸ファイニーズLBコルビー・キャンベル ©X LEAGUE】


東京ガス、富士フイルム海老名、オール三菱のすべてが勝ち点1以下ならば、IBM対エレコム神戸戦の勝利チームはRBT出場切符を手にする(東京ガス、富士フイルム海老名、オール三菱がレギュラーシーズン終了時に勝ち点15に届く可能性がなくなるため)。この試合が引き分けになった場合はRBT出場権の獲得は最終節まで持ち越しとなる。

富士フイルム海老名対オール三菱戦はサバイバルゲーム

富士フイルム海老名(残り2試合)とオール三菱(同3試合)は残り試合数が異なるが、最終節までに獲得可能な勝ち点が最大15であることは変わらない。富士フイルム海老名の強みは、IBMとエレコム神戸に対して直接対決で勝っている点だ。レギュラーシーズン終了時に勝ち点15で並んでいれば、タイブレークで有利な条件を有する。それだけに、残り試合はひとつも落とせない。

【富士フイルム海老名Minerva AFCでエースWRとして活躍するジェイソン・マシュー・スミス ©X LEAGUE】

一方のオール三菱はRBTを争うチームとの直接対決では勝っておらず、この試合を落とすとプレーオフの望みが絶たれる。引き分け以上で、望みを最終節につなげたい。

【今季2インターセプトをマークしているオール三菱ライオンズLB海﨑琢(右) ©X LEAGUE】